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低用量ピルが安いオンライン診療のおすすめクリニック8選

低用量ピルが安いオンライン診療のおすすめクリニック8選 ピル外来

忙しい毎日の中でも、手軽にピルを続けたい――そんな女性に支持されているのが、オンラインで診察・処方が受けられるピルクリニックです。最近では価格の安さだけでなく、診察体制やサポートの丁寧さ、扱うピルの種類など、クリニックごとに特徴が異なります。

この記事では、低用量ピルを安心して続けられるおすすめのオンラインクリニックを厳選し、料金やサービス内容を比較しました。さらに、ピルの種類の違いや失敗しないクリニック選びのポイントも解説しています。初めてピルを検討している方や、より自分に合ったサービスを探している方も参考にしてください。

低用量ピルは医師の診療・処方箋が必要な医療用医薬品

低用量ピルは、薬局では入手できず、医師の診察と処方が必要な医療用医薬品です。
オンライン処方と病院処方、どちらで入手するのが自分に合っているのか迷う方も多いでしょう。ここでは費用や手間、保険の適用可否などのポイントを比較して解説します。

低用量ピルはオンライン診療と病院、どっちが安い?

オンライン処方 病院処方
お薬代 約2,000~3,000円 約2,000~3,000円
診察料 0円~ 約3,000円前後
送料 約550円 なし
検査代 なし 約2,000~3,000円

オンライン診療での薬代は病院とほぼ同じですが、診察料が無料のクリニックが多く、送料を加えてもトータルコストは病院処方より安くなるケースがあります。

一方、病院処方では診察料や検査代はかかりますが、医師による対面診察で不安や疑問を直接相談できるメリットがあります。

保険適用なら病院処方のほうが安い

低用量ピルには医療用ピル(LEP)と避妊用ピル(OC)の2種類があります。

病気の治療を目的とした医療用ピル(LEP)は健康保険が適用され、3割負担で処方されるため、オンライン診療より安くなる場合があります。一方、避妊目的でのピル処方は保険適用外です。

低用量ピルが安いオンライン診療おすすめクリニック8選

低用量ピルをオンラインで処方してもらえるクリニックは増えていますが、価格や診療体制、サポートの手厚さなどにそれぞれ特徴があります。ここでは、料金の安さと続けやすさに注目して、おすすめのオンラインクリニックを8院厳選しました。

初めてピルを使う方やコスパよく継続したい方も安心して選べるラインナップです。

クリニック名 12ヶ月定期 6ヶ月定期 3ヶ月定期 毎月定期
スマルナ 1,880円 2,780円 2,980円
メデリピル 2,269円 2,351円 2,970円
クリニックフォア 2,255円 2,450円 2,783円
エニピル 1,848円 2,178円 2,563円
マイピルオンライン 2,959円 2,959円 2,959円
(会員ランクにより異なる)
ルナルナおくすり便 1,898円(送料込み) 2,937円(送料込み)
Oops WOMB 2,585円 2,695円 2,750円
ピルマル 1,946円 2,641円 2,824円 3,191円

※価格はキャンペーン・割引適用時の1シートあたりの価格

上表は、人気オンラインクリニック8院の1シート(1ヶ月)あたりの料金を定期プラン別に比較したものです。12ヶ月あるいは6ヶ月などのまとめ定期プランを選ぶと送料が無料になったり、割引が適用されたりするクリニックが多いため、長期的に利用する方ほどお得になります。

次項からはそれぞれのクリニックの特徴やおすすめポイントを解説します。価格だけでなく、診察方法やサポート内容なども比較しながら、自分に合ったサービスやクリニックを見つける参考にしてください。

スマルナ

低用量ピルの価格 1,880円/月~
※初めての方限定クーポン適用時
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・ミニピル・中用量ピル・アフターピル
診察料 無料
送料 550円/回(12シート一括決済プランは送料無料)
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、アンジュ28錠、ラベルフィーユ28錠
オンライン診療 診療時間:24時間対応
診察方法:Webブラウザ、専用アプリ
支払い方法 クレジットカード、atone翌月払い(コンビニ/口座振替)

スマルナは低用量ピルをはじめ、女性の身体の悩みに寄り添うオンラインクリニックです。

スマルナを初めて利用の方は、限定クーポン利用で1シート1,880円から始められるのが魅力です。診察料は無料で、オンライン診療は24時間対応しています。忙しい方でも自宅で気軽に相談・購入できる環境が整っています。

さらに、スマルナ医療相談室では薬剤師や助産師に24時間無料で相談できるため、ピルの選び方や副作用への不安も解消できるでしょう。特に、ピルの飲み始めに起こりやすい吐き気などを抑える薬も一緒に処方してもらえるため、身体への負担を最小限にサポートしてくれるのもうれしいポイントです。

初めてオンラインでピルを利用する方や、女性特有の悩みを気軽に相談したい方におすすめです。自分に合ったピルを安全に始めたい方は、スマルナの手軽で安心なオンライン診療を活用してみてください。

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メデリピル

低用量ピルの価格 初月0円、2回目以降1,980円/月~
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・ミニピル・中用量ピル・アフターピル
診察料 無料
送料 550円/回
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、アンジュ28錠、ラベルフィーユ28錠
オンライン診療 診療時間:記載なし(LINEから24時間予約可能)
診察方法:テレビ電話(FaceTime/Google Meet)、音声通話
支払い方法 クレジットカード、Amazon Pay、au PAY、ソフトバンクまとめて支払い、あと払い(ペイディ)
NP後払い、atone 翌月払い(コンビニ/口座振替)

メデリピルは、現役の産婦人科医が生理やからだの悩みに寄り添いながら、あなたに合ったピルを提案してくれるオンラインピル診療サービスです。診察はテレビ電話または音声通話で行われ、自宅にいながら安心して相談できます。初月0円で始められるうえ、診察料も無料なので、ピルを初めて利用する方でも気軽に試しやすいのが魅力です。

取り扱いピルは低用量・超低用量・ミニピル・中用量・アフターピルと幅広く、避妊目的はもちろん、生理痛やPMS、肌荒れなどの改善を目的とする方にもおすすめです。また、17歳以下でも診療を受けられるため、若年層の利用にも対応しています。

さらに、1年間継続するとプラチナ会員にランクアップし、毎月の料金が10%割引になる特典付きです。専門医に相談しながら、自分の体に合ったピルを無理なく続けたい方におすすめのサービスです。初月無料キャンペーンを活用して、まずは気軽にオンライン診療を体験してみましょう。

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クリニックフォア

低用量ピルの価格 1,950円/シート~
※クーポン適用時
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピル
診察料 1,650円(クーポン適用で初診料無料)
送料 550円/回(クーポン適用で無料)
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、アンジュ28錠、ラベルフィーユ28錠
オンライン診療 診療時間:平日7:00~24:00、土日祝日も診療
診察方法:クリニックフォア独自のオンライン診療システム
支払い方法 クレジットカード、Amazon pay、GMO後払い、代金引換

クリニックフォアは、低用量ピルだけでなくAGA治療や肥満症など幅広い診療科目に対応する総合クリニックです。全国に13院の実店舗を展開しており、オンライン診療に加えて対面診療も可能です。必要に応じて医師に直接相談できる安心感がありますね。

また、通常診察料1,650円、送料550円かかりますが、クーポンを利用すれば初診料と送料が無料になります。さらに、1シートあたり1,950円から始められるので、初めての方でも気軽に始められるのも魅力といえるでしょう。12ヶ月分をまとめて定期購入すると最大57%割引が適用されるため、コスパよく長期的に続けたい方にもおすすめです。

クリニックフォアは、「コスパの良さと安心感の両方を重視したい」「オンラインでもしっかり医師に相談しながら使いたい」「必要なときは対面で話をしたい」という方にぴったりのクリニックです。スマホひとつで完結する手軽さと、医療機関としての信頼性を両立しているのがクリニックフォアの強みといえるでしょう。

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エニピル

低用量ピルの価格 初月1,848円/月~、2ヶ月目以降3,728円/月~
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・ミニピル・中用量ピル・アフターピル
診察料 無料
送料 550円/回
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、アンジュ28錠、ラベルフィーユ28錠
オンライン診療 診療時間:24時間対応
診察方法:電話診療(顔出し不要、プライバシー配慮)
支払い方法 クレジットカード、後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINEPay)

エニピルは24時間いつでもオンライン診療を受けられるピル専門のオンラインクリニックです。診察は顔出し不要の電話診療で行われるため、匿名性が高く、プライバシーを守りながら安心して相談できます。さらに、公式LINEから24時間いつでも問い合わせができるので、ちょっとした不安や疑問も気軽に相談できるのが特徴です。

また、ピルの処方だけでなく、痛み止め・吐き気止め・むくみ止めなどの追加薬剤セットを選べるため、ピルによる副作用が心配な方も安心です。まとめ買いプランも用意されており、長期的に続ける方ほどお得に利用できます。ピルの種類も豊富で、生理痛の緩和やPMS対策、避妊目的など目的に合わせて選択可能です。

エニピルは「顔を出さずに診察を受けたい」「いつでも相談できる環境がほしい」という方に人気があります。時間や場所にとらわれず利用できるため、忙しい社会人や学生にもぴったりです。プライバシーに配慮しながら、自分のペースでピルを始めたい人におすすめのサービスです。

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マイピルオンライン

低用量ピルの価格 2,959円~2,071円(まとめ定期プランで初月0円)
※会員ランクによって1シートあたりの料金が異なる
取り扱いピル 低用量ピル、中用量ピル、アフターピル
診察料 初診料1,650円、再診料無料(まとめ定期プランで診察料無料)
送料 550円/回(まとめ定期プランで送料無料)
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、アンジュ28錠、ラベルフィーユ28錠、シンフェーズT28
オンライン診療 診療時間:8:00~20:00
診察方法:電話診療(顔出し不要、プライバシー配慮)
支払い方法 クレジットカード、各種スマホ決済、銀行振込、コンビニ支払い

マイピルオンラインは、お得な料金プランと充実した特典制度が魅力のオンラインピル診療サービスです。まとめ定期プランを利用すれば、初月0円で始められます。さらに、はじめて割で1シート目が半額になるため、初めてピルを試す方にも負担が少なく安心です。

また、マイピルオンラインにはプレミアム会員→プラチナ会員→VIP会員とランクアップ制度があり、6シート分の支払いで次のランクに昇格します。継続するほど割引率が上がり、お得にピルを続けられる仕組みです。さらに紹介制度を利用すれば、紹介した人もされた人も割引やランク特典を受けられるため、友人同士で利用するのもおすすめです。

マイピルオンラインは、費用を抑えつつ便利にピルを続けたい方に最適な選択肢の一つです。継続するほど割引が受けられる仕組みや紹介制度を活用すれば、さらにお得に利用できるでしょう。手軽に始められるだけでなく、長く続けるほどメリットが増えるので、自分のライフスタイルに合わせて無理なくピルを続けたい方におすすめです。

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ルナルナおくすり便

低用量ピルの価格 1,898円/月~(送料込み)
取り扱いピル 低用量ピル
診察料 初診料1,650円、再診料無料
送料 (お薬代に含まれている)
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、ラベルフィーユ錠28、アンジュ28錠
オンライン診療 診療時間:記載なし(予約は24時間可能)
診察方法:チャット+ビデオ通話(ルナルナ おくすり便アプリ内)
支払い方法 クレジットカード

ルナルナおくすり便は20年以上に渡り多くの女性に支持されてきたルナルナが提供するオンラインピルサービスです。生理や体調管理アプリで培った信頼と実績があり、女性のライフスタイルに寄り添った安心のサポート体制が魅力です。診察は専用アプリ内でチャットやビデオ通話を通じて行われ、予約から診察、ピルの配送までアプリで完結します。

料金は送料込みで1,898円~と手の届きやすい価格設定で、初診料は1,650円、再診料は無料です。送料が薬代に含まれているため、追加費用の心配もありません。診察は女性医師を中心に行われており、初めてピルを利用する方でも安心して相談できるでしょう。

ルナルナおくすり便は、信頼できるブランドのもとで安心してピルを始めたい人や忙しくてもアプリだけで簡単に手続きを済ませたい人におすすめです。さらに、アプリのチャット機能で24時間いつでも相談できるため、服用中の不安や体調の変化を気軽に相談したい方にもぴったりのサービスです。

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Oops WOMB

低用量ピルの価格 2,585円/月~
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル
診察料 無料
送料 550円/回
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、ラベルフィーユ錠28、アンジュ28錠
オンライン診療 診療時間:記載なし(予約は24時間可能)
診察方法:LINE、専用ウェブサイト
支払い方法 クレジットカード、Amazon Pay、GMO後払い

Oops WOMBはLINEを使って気軽に診察・相談ができるオンラインピルサービスです。予約は24時間可能で診察料は無料、初めてでもスマホひとつで手軽に始められるのが魅力です。診察やフォローはすべてオンラインで完結し、通院の手間なく自宅でピルを受け取れます。

料金は月額2,585円~と利用しやすく、さらにLINEクーポンを利用すると初めの2ヶ月分が半額になるお得なキャンペーンも実施中です。希望すれば吐き気止めを550円で追加できるなど、服用時の不安に寄り添ったサポート体制も整っています。

また、提携クリニックで子宮頸がん検診を実質無料で受けられるのも特徴のひとつです。定期的な検診を受けながら、安心してピルを続けたい人にもぴったりです。Oops WOMBは、お得にピルを始めたい人やLINEで気軽に医師やカウンセラーに相談したい人、女性の健康をトータルでサポートしてほしい人などにおすすめのサービスといえるでしょう。

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ピルマル

低用量ピルの価格 1,946円/月~
取り扱いピル 低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル
診察料 無料
送料 550円/回(12ヶ月分まとめ買い、定期便(6ヶ月ごと)の場合、送料無料)
低用量ピルの種類 マーベロン28、ファボワール錠28、トリキュラー錠28、ラベルフィーユ錠28、アンジュ28錠
オンライン診療 診療時間:9:00~22:00
診察方法:LINE
支払い方法 クレジットカード、銀行振込、コンビニ支払い

ピルマルは、オンライン診療プラットフォームcuron(クロン)を運営する株式会社MICINが提供するオンラインピルサービスです。curonは全国6,000件以上の医療機関で採用されているシステムのため、プライバシーと安全性に配慮された環境で診療を受けられるのが特徴です。

ピルマルでは、診察はすべて女性医師が担当しているため、生理や体調の悩みなども安心して相談できます。料金は月額1,946円~と続けやすく、長期間利用するほど割引率が上がるお得な料金体系になっています。送料は通常550円ですが、12ヶ月分のまとめ買いや6ヶ月ごとの定期便を選べば送料無料です。無理なく継続できる仕組みが整っています。

ピルマルは、信頼できる医療企業のサービスで安心してピルを始めたい人や女性医師に気軽に相談したい人、コスパよく長期的に利用したい人におすすめです。予約から診察、配送まですべてLINEで完結するため、忙しい方でもスムーズに利用できるでしょう。

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低用量ピルのオンライン診療を選ぶときの3つのポイント

低用量ピルはクリニックによって取り扱うピルの種類や費用、診療の利便性などが異なります。ここでは、失敗せず自分に合ったクリニックを選ぶための3つのポイントを解説します。

ピルの種類で選ぶ

クリニックによって取り扱うピルの種類は異なります。希望するピルがある場合は、そのピルの取り扱いがあるかを確認するのが大切です。また、複数の種類から選べるクリニックであれば、体調やライフスタイルなどに合わせて自分に合ったピルを選びやすくなるでしょう。

迷ったときは、医師が一人ひとりの体質や目的に適したピルを提案してくれるため、初めての方でも安心です。

1ヶ月あたりの費用は3,000円前後が目安

オンライン診療のピル代は1ヶ月あたり3,000円前後が一般的です。長期的に使用する場合、1年間でかかる費用もある程度把握しておくと安心です。診察料や送料も含めた総額で比較すると、より現実的な負担額が分かるでしょう。

受診のしやすさ

受診のしやすさもクリニック選びの重要なポイントです。診療時間が長いか、土日祝日も対応しているか、予約が取りやすく待ち時間が少ないか、女性医師が担当してくれるかなどの点を確認しましょう。オンライン診療なら自宅から受診できるため、ライフスタイルに合わせたスムーズな通院が可能です。

低用量ピルってどんな薬?効果や種類を解説

低用量ピルは、女性ホルモンを調整して妊娠を防ぐことが期待できる医療用医薬品です。避妊効果だけでなく、生理痛の緩和や月経周期の安定などの効果も期待できます。ここでは、低用量ピルの主な効果と種類を解説します。

低用量ピルの効果

低用量ピルは、体内のホルモンバランスを整えて排卵を抑制し、妊娠を防ぐ効果があるとされている医療用医薬品です。また、生理痛の軽減や月経周期の安定化、PMSの症状緩和などの効果も期待できます。継続服用すれば、日々の体調管理にも役立つとされています。

低用量ピルの種類

低用量ピルにはいくつかの種類があり、ホルモンの配合比率や含まれる成分で特徴が異なります。ここでは代表的な製品を5つ紹介します。

マーベロン28

マーベロン28は、長年使用されている実績のある低用量ピルで、ホルモンバランスを安定させやすいのが特徴です。初めてピルを使う方にも向いており、月経周期の安定化や生理痛の軽減効果も期待できます。また、副作用が比較的少なく、服用しやすい点も人気の理由といえるでしょう。

参照:GenomeNet「医療用医薬品:マーベロン」

トリキュラー28

トリキュラー28はホルモン量が段階的に変化する配合になっており、体への負担を抑えつつ月経周期を整える効果が期待できます。PMSや月経前症状の緩和にも適しており、体調に合わせて自然に近いホルモン変化をサポートできる点が特徴です。

参照:GenomeNet「医療用医薬品:トリキュラー」

ファボワール28

ファボワール28は排卵抑制効果に加え、月経周期の安定や生理痛の軽減、PMS症状の緩和などにも効果が期待できる低用量ピルです。比較的服用しやすい配合で、長期的に使用しても体への負担が少ないのがメリットです。

参照:GenomeNet「医療用医薬品:ファボワール」

ラベルフィーユ28

ラベルフィーユ28は副作用が比較的少なく、体への負担を抑えながら継続的に服用しやすいタイプです。ホルモン配合が安定しているため、月経周期を整えやすく、体調やライフスタイルに合わせた使用が可能とされています。

参照:GenomeNet「医療用医薬品:ラベルフィーユ」

アンジュ28

アンジュ28は、初めてピルを使う方やホルモンに敏感な方でも服用しやすい低用量ピルとされています。避妊効果に加え、月経周期の安定化や生理痛・PMS症状の軽減なども期待でき、体調に合わせた継続使用しやすい配合になっています。

参照:GenomeNet「医療用医薬品:アンジュ」

低用量ピルの副作用

低用量ピルは避妊や生理痛の緩和、月経リズムの安定など多くのメリットがあります。しかし、すべての方に安全というわけではなく、体質や持病によっては副作用やリスクが生じる可能性があります。ここでは、服用前に知っておきたい主な副作用や、特に注意すべきポイントを解説します。

低用量ピルが服用できない人

低用量ピルは多くの女性が安全に使用できる医薬品ですが、すべての方が飲めるわけではありません。体質や既往歴によっては、健康リスクが高まる場合があります。そのため、次の条件に当てはまる方は、服用を避けた方がいいとされています。

  • 血栓症歴がある方、またはリスクが高い方(例:重度の高血圧や肥満、長期安静、手術後など)
  • 乳がん・子宮体がん、またはこれらの既往がある方
  • 原因不明の不正出血がある方
  • 重度の肝疾患のある方
  • 35歳以上かつ1日15本以上の喫煙者
  • 妊娠中、産後6週間以内、授乳中の方

これらの条件に当てはまらない場合でも、持病が重い方や偏頭痛が強い方などは服用の可否を医師に確認した方がいいでしょう。安全に使用するためには、必ず医師の診察を受けて、自分の健康状態に合わせた判断をするのが大切です。

参照:Female Sportナビ「低用量ピル・プロゲスチン製剤の副作用は?」

低用量ピルの服用方法

低用量ピルは、毎日ほぼ同じ時間に1錠ずつ服用すれば、最大限の効果が期待できます。また、ホルモン量を安定させて避妊効果を高め、月経周期を整えるためには、服用順を守って正しく飲むのが大切です。休薬期間(7日間)があるタイプでは、その間に月経がきます。服用を始めるタイミングは、生理開始日か医師の指示に従いましょう。

飲み忘れた場合の対処法

低用量ピルを飲み忘れた場合の対応は、飲み忘れた錠数やタイミングで異なります。

  • 1錠だけ飲み忘れた場合:気づいたときにすぐ服用しましょう。その日の分も通常通り飲んでください。
  • 2日以上連続で飲み忘れた場合:一旦服用を中止しましょう。次回の月経開始後に再開してください。

飲み忘れが多いと避妊効果が低下するため、コンドームなどの他の避妊法を併用しましょう。副作用や体調の異常がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

参照:日本産科婦人科学会「低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)」

低用量ピルに関するよくある質問

低用量ピルは、避妊だけでなく生理痛や月経不順の改善にも使われる薬です。一方、「太るのでは?」「何歳から飲める?」「コンドームは不要?」など疑問や不安もあるでしょう。ここでは、低用量ピルに関するよくある3つの質問について解説します。

Q.低用量ピルは太るって本当?

「低用量ピルを飲むと太る」といわれることがありますが、ピル自体に脂肪を直接増やす作用はありません。太ったと感じる主な理由は、ホルモンの影響による一時的なむくみや食欲増加と考えられます。

飲み始め1~3ヶ月の間に症状が出やすいですが、その後は体が慣れて落ち着くケースがほとんどです。日頃の食生活や運動を意識すれば、体重増加を防げるでしょう。

Q.低用量ピルは何歳から服用できる?

低用量ピルは、原則として初経から服用が可能で、10代後半から医師と相談のうえ処方されるケースがあります。通常は生理が安定し始めた後(13~15歳頃以降)、必要に応じて医師が適切に判断します。ピルは年齢よりも健康状態や既往症の有無が重要視されるので、利用を希望する場合は必ず医療機関で相談してください。

Q.低用量ピルを飲めばコンドームは不要?

低用量ピルは高い避妊効果が期待できますが、性感染症を防ぐ効果は期待できません。妊娠予防だけでなく感染症も防ぎたい場合は、ピルに加えてコンドームの併用が推奨されます。また、ピルの飲み忘れや下痢・嘔吐などで効果が一時的に低下する場合もあるため、念のため二重で予防するのが大切です。